【映画感想】美女と野獣を見て、身が引き締まった話

こんにちは、よたろです。

久しぶりに、映画を見ました。美女と野獣という有名な映画、今まで見たことがありませんでした。

ミュージカル映画でとても楽しい作品でしたが、それ以上に色々と学びがあり、身が引き締まる思いになったので、その学びをまとめたいと思います。

私利私欲を優先するリーダーにはついていくな

主人公のベルと結婚をすることを原動力として動く「ガストン」という人物が登場します。

ガストンは、戦う力が強いことから、ある程度の権力を持っているような方でした。

ベルと結婚するために、ベルの父親を傷つけるようなシーン、街の全員に嘘をつくシーン、そして仲間の「ル・フウ」にも嘘の発言をするように圧力をかけました。

結果、町全体が間違った方向に進み、戦いへと発展したのです。

自分だけの欲望を満たすことを最優先に動いたガストン。

権力があるガストンに対し、町民のほとんどは、ガストンを疑わず、信じて戦いに挑みました。

現実で、リーダーを信頼してついて頑張ったのに、その先に待っているのが、リーダーの欲だけが満たされ、他の人が悲しむ方向性に進むことは避けたいです。

上司やリーダーが、私利私欲のための行動をしてないか、本当にサービスの先のユーザーやお客様に価値があるのか、を理解し、納得した上で、判断していきたいものです。

狭いコミュニティの習慣に依存せず、広い視野を持つ

主人公のベルが住んでいる村は、比較的、小さな村のようでした。

小さい村の習慣は、ほとんどの町民に定着しており、疑問ももたず、同じ習慣を繰り返していました。

ベルの読書する行動が珍しく、他の町民は、珍しい行動をすることはおかしい、というような描写があり、ベルが他の人から嫌われて、生きづらさを感じている印象を受けました。

現実世界に当てはめてみると、今の世界ではインターネットで様々な情報に触れることがありますが、家族や仕事の同僚、友人など、普段直接関わる人の考えに自分も依存しているのかもしれません。

普段慣れている習慣だけではなく、読書などを通じて、他のやり方や考え方など、まずは理解していく姿勢が大切だと思いました。

嘘をつかずに、自分自身の軸で判断できるようになる

「ガストン」の仲間である「ル・フウ」は、冷静な状況判断ができ、優しさを持った人物に見えました。

ただ、ル・フウは、ガストンがベルの父親を森に置いていく判断をした時、ル・フウ自身は良くない判断だと認識していたにもかかわらず、ガストンに従ってしまいました。

そして、後々、町民に対しても、ガストンの嘘の発言に対し、ル・フウは嘘を認識したが否定できず、結果として、ル・フウはガストンの嘘に乗っかる形になりました。

ル・フウがガストンの嘘を認めなかった結果、ベルの父親が牢屋のような場所に連れて行かれそうになり、悲惨な目に遭う流れになっていました。

僕がル・フウの立場だったら、嘘を認識したのに止められなかった自分自身に対して、一生後悔すると思いました。

改めて、嘘をつくと、後々、自尊心を保てなくなってくるんだと痛感したシーンでした。

ル・フウは、ガストンがベルの父親を森に置いていく判断をした時、自分自身の軸として、「人を傷つけることは良くない」という価値観があったはずです。

そのため、自分自身の軸を信じて、ガストンに考え直すような促しをするべきだったのかもしれません。

僕自身も、他人にも自分にも、嘘をつかないようにする心がけるとともに、自分自身の価値観を見つめ直し、私利私欲を優先しない自分の軸を持っておこうと痛感しました。

まとめ

今回は、美女と野獣を見て学んだことをまとめました。

美女と野獣が描かれた時代は、現代とは違い、インターネットも普及してない時代で、情報がクローズで、リーダーの指示は絶対のような時代だったと思います。

とはいえ、自分自身の経験と照らし合わせ、学べる部分が多くあったと思いました。

ミュージカル映画でとても楽しい作品でしたし、とても考えさせられる作品でもありました。

もし興味のある方は、ぜひご覧ください。

https://www.disney.co.jp/movie/beautyandbeast